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一重まぶたに対するコンプレックス

"中学校までは気にならなかったのですが、高校に入ってから一重まぶたであることにコンプレックスを抱くようになりました。
同級生たちは皆アイプチというノリを使って二重にしていましたが、私は肌に合わなく使うことができませんでした。
友達は皆その事情を知っていたし、一重まぶたの私に二重にすることを強要しませんでしたが、一人だけしつこく「二重のほうがいい!」と言ってくる子がいました。
その子もずっとアイプチを使っていて私にも事あるごとに勧めてきましたが、その勧め方が強引で、
「あなたは二重にしないと可愛くない」
「一重まぶたは顔が陰気に見える」
などと、とにかく散々私の一重の目をけなしてくれました。何回も肌質の都合でアイプチとかは出来ないと説明しても、「使っていれば慣れる」の一点張りで聞いてくれません。
私も初めは聞き流していたのですが、あまりにもしつこいため結構きつく、肌荒れを起こしたからアイプチは使わないことと、一重まぶたでも不自由したことがないからまぶたに関しては放っておいてほしいことを伝えました。
すると彼女は、
「アイプチが使えないのは分かったけど、一重で不自由しないのは間違い。
世の中の美人な人はだいたい二重まぶた。あなたは、鼻や口元はそれなりに整っているんだから、絶対目を二重にしたほうが幸せになれる。
いっそ大人になったら美容整形すべきだ」
と…。あまりの言い様に言葉を失いました。
この人にはもう何を言っても無駄だ。私はそう悟って彼女と距離を置くようになりました。
それから先の人生で、彼女ほど二重まぶたを絶賛する人にであったことはありませんが、今でも私の心の中に、二重まぶたへの劣等感は残ったままです。"

タテガミラッシュモア